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2016 年度 研究成果報告書

近代日本における欧米農業の導入の成果と意義

研究課題

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研究課題/領域番号 25370784
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関首都大学東京

研究代表者

國 雄行  首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (60234457)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード勧業寮 / 勧農局 / 欧米農業 / 農商務省 / 勧農政策
研究成果の概要

大久保利通は欧米農業の導入機関として内務省勧業寮を設置し、勧業寮主導による農工商三業の総合的勧奨を構想した。しかし、内務省強大化を危惧する木戸孝允等の反対により実現せず、1877年に勧業寮は勧農局に縮小された。政府は明治初年より適地適作を奨励するため東京の試験場による栽培を進めていたが、勧農局段階では、栽培が各府県の試験場へと広がった。その後、政府の財政状況悪化とともに殖産興業政策が見直され、勧農事業は新設された農商務省に引き継がれた。農商務省は従来の勧農政策を継承し、フランス農業を参考にして勧業諸会等によって農業を奨励していくのである。

自由記述の分野

日本近代史

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公開日: 2018-03-22  

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