研究課題
基盤研究(C)
東アジアの伝統的な国際秩序である華夷秩序と、西洋近代的な国際秩序との衝突という観点から、明治新政府成立から日清・日露戦争へといたる研究を行った。その結果、隣接の日本近世史や中国近代史研究と相互に参照し合うに堪える研究を行うことができた。あわせて、本研究の基礎として、同時期の外務大臣や外交官であった陸奥宗光や西徳二郎、もしくはそれ以外の外交官・政治家の一次史料を数多く翻刻し、一部は刊行化できるほど進捗した。
日本近代史