研究課題
基盤研究(C)
本研究は、慶長・元和期の政治過程において豊臣「公儀」がいかに徳川「公儀」へと変質していくのか、という問題を明らかにするための基礎作業として、当該期における豊臣秀頼の位置を確定するために、その発給文書を悉皆的に収集し、分析することを目的とした。その結果、従来知られていた112点の文書に対し、新たに69点の秀頼発給文書を収集し、総計181点の文書を確認した。それらをDB化し、翻刻文を科研報告書として掲載した。
日本近世史