• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 実績報告書

エジプト王バクエンレンエフのギリシア・ローマ世界への伝播過程に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25370838
研究機関駒澤大学

研究代表者

大城 道則  駒澤大学, 文学部, 教授 (00365529)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード古代エジプト / 文化伝播 / 文化変容
研究実績の概要

最終年度は、10月9日(日曜日)に駒澤大学本部棟中会議室において、公開ワークショップを開催した(参加者は35名)。発表者及び発表論題は次のようなものであった。大城道則「なぜプスセンネス1世は銀の棺に埋葬されたのか:第21王朝におけるリビアの影響」(Why was Psusennes I buried with a Silver Coffin?: The Influence from Libyan Culture)、小林慧「第三中間期におけるカノポス容器の変遷」(The Various Transition of Canopic Jar in the Third Intermediate Period)、ペネロペ・ウィルソン「サイスにおける発掘調査20年」(The Archaeological Survey of the Last Twenty Years at Sais)。
研究期間全体を通じての目的はおおむね達成された。テロ関連により、ヨーロッパの政情が不安定であったため、当初計画していたフランス等への資料調査が実施できなかったが、その代わりに、2014年度から2106年度の間に、研究課題である第三中間期研究を専門とする研究者三人を招聘し、三度のワークショップを開催したことで研究計画をスムーズに進行することができた。その際の発表原稿(海外からの招聘者三名と日本人研究者四名)を基に現在出版計画を進めている。まずは手始めに、研究代表者による論文「タルクイニア出土のボッコリス王のファイアンス製壷―紀元前8世紀における古代エジプトと地中海世界―」が『関大西洋史論叢』第19号に掲載された。第三中間期研究の最新の動向を取り入れたものとなっている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] タルクイニア出土のボッコリスのファイアンス製壷―紀元前8世紀における古代エジプトと地中海世界―2016

    • 著者名/発表者名
      大城道則
    • 雑誌名

      関大西洋史論叢

      巻: 19 ページ: 16-31

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] なぜプスセンネス1世は銀の棺に埋葬されたのか:第21王朝におけるリビアの影響2016

    • 著者名/発表者名
      大城道則
    • 学会等名
      2016年度 駒澤大学古代エジプト研究会年次大会
    • 発表場所
      駒澤大学
    • 年月日
      2016-10-09 – 2016-10-09

URL: 

公開日: 2018-01-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi