研究課題
アイルランド、オーストリアで調査活動を行い、成果の一部は国際学会で報告された。事業代表者の高橋は『イーリアス』を題材として前古典期のアゴーンについて政治的観点から分析を行い、2編の論文を公にした。分担者の小林日出至郎は、『イーリアス』を題材とし、体育学の観点からアゴーンを分析した(現在、査読を終了し掲載決定の論文が印刷中である。)分担者の田中咲子は、運動競技者像を美術史の観点から分析し、2編の論文を公にし、またオーストリア考古学会及び日本西洋古典学会で研究成果を発表した。全体として、本研究計画の目的であるアゴーンの多角的分析が、政治的領域、体育競技的領域、美術史的領域において行われ、古代ギリシア社会の実態や古代民主政の基層の解明が複眼的に進められた。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件) 図書 (2件)
資料学研究
巻: 13 ページ: 16-37
体育哲学研究
巻: 46 ページ: 印刷中
西洋古典学研究
巻: 64 ページ: 1-14
Akten des 15. &Oesterreichischen Archaeologentages in Innsbruck 27. Februar 1. Maerz 2014, Ikarus, 9
巻: 9 ページ: 425 - 432
新潟史学
巻: 73 ページ: 21-48