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2015 年度 研究成果報告書

ロシア「大改革」時代の歴史的位置

研究課題

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研究課題/領域番号 25370863
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ史・アメリカ史
研究機関岡山大学

研究代表者

吉田 浩  岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (70250397)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード農奴解放 / ロシア / アレクサンドル2世
研究成果の概要

本研究は大改革の核をなした農奴解放に焦点をあてた。ロシア連邦国立文書館所蔵の皇帝、コンスタンティン大公文書を中心的な資料として用い、次のような結論に至った。(1) 農奴解放は19世紀初頭以来積み重ねられてきた改革の延長線上にある。(2) クリミア戦争は国庫に経済的打撃を与え、経済改革や軍隊の改革を必然化したが、農奴制の廃止を迫る程のものではなかった。(3) 農奴解放の画期は1856年3月の皇帝演説、1857年1月の秘密委員会設置などいくつか考えられるが、実現された形での農奴解放は1858年夏頃にその実施が決定された。

自由記述の分野

人文学

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公開日: 2017-05-10  

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