研究課題
3年目の当該研究では2年までの成果をふまえて,アジア・モンスーン地域を対象地域に,ヒトの定住要因を検討した.具体的には,①いくつかの対象地域の土地開発時期の整理,そして,②土地の選択要因の検討作業を中心に実施した.現地調査は,海外の対象地域が,世界的な政情不安の影響から調査許可を得ることができなかったために,①2年目までの成果の公表やその準備作業,②比較対象地域での瀬戸内臨海平野部の遺跡立地環境の解析を主に行った.その成果や調査経過等は,学会や論文での公表はもとより,申請者の自己管理Web(http://www.big.ous.ac.jp/~miyamoto/)でも逐次継続して行った.
2: おおむね順調に進展している
海外の研究対象地域で,世界的な政情不安の影響から,現地調査が困難になっているため.
①既存成果の公表作業.②政情・治安の安定した対象地域と比較対象地域の再設定.③現地の標本・史料確認をもとにした開発時期の再検討.④研究協力機関である京都大学・東南アジア研究所などとの研究協議によって成果の公表につとめる.
世界的な政情不安によって,海外の研究対象地域において現地調査許可が得られなかったため.
①政情が安定した地域を精査・検討し,②比較対象地域の精査・再設定によって現地調査を実施する.
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (1件) (うち謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件) 図書 (2件) 備考 (3件)
半田山地理考古
巻: 4 ページ: 1-7
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