研究課題/領域番号 |
25370947
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 奈良県立大学 |
研究代表者 |
玉城 毅 奈良県立大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (10507312)
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研究分担者 |
西村 一之 日本女子大学, 人間社会学部, 准教授 (70328889)
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連携研究者 |
山田 浩世 沖縄県教育庁, 文化財課史料編集班 (00626046)
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研究協力者 |
藤川 美代子 南山大学, 人類学研究所, 第一種研究所員 (10749550)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 台風 / 家屋被害 / 社会変化 / 住宅政策 / 東アジア研究 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、沖縄、奄美、台湾を対象として、頻襲する台風にどのように適応・対応したか、台風が人びとの生活に及ぼした影響を明らかにすることである。そのために、本研究では、地域社会を災害時に機能する社会関係資本を供給するリソースと捉える視点から、台風と家屋災害、及び、家づくりに関わる社会関係の実態と変化を描き出す。 沖縄では、20世紀中頃まで、村落の慣習によって共同で家を建てていた。台風で家屋が倒壊した場合、共同作業で復旧された。このことは、村落の存在自体が台風対策となっていたことを意味する。本研究では、沖縄・奄美・台湾のそれぞれの村落社会の調査を通して、台風とのつきあい方の比較研究を目指す。
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自由記述の分野 |
文化人類学
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