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2016 年度 研究成果報告書

家族史から接近するサラワク・イバン社会におけるモダニティの形成

研究課題

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研究課題/領域番号 25370948
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関放送大学

研究代表者

内堀 基光  放送大学, 教養学部, 教授 (30126726)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードイバン / サラワク / ボルネオ / 近代 / 家族史
研究成果の概要

マレーシアに属するボルネオ島サラワク州に住むイバン人の社会において近代がいかに形成されてきたかを家族史を通じて明らかにしてきた。焼畑農耕を主生業とし、精霊との交渉に重きを置く世界・社会観をもつイバン人は、19世紀の中葉から英国人の家系による私的王国のもとで近代化をとげてきたが、この過程を文献資料の解析による歴史学の対象としてではなく、いくつかの家族の記憶にもとづく体験の問題として捉えた。キリスト教への改宗、生業の変化、丘陵部における比較的孤立した日常生活から都市との関わりのある生活への変化など、近代化の多面的な進展を複数の世帯(家族)からの聞き書きによって確認した。

自由記述の分野

社会文化人類学

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公開日: 2018-03-22  

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