研究課題
基盤研究(C)
本研究は、インドネシアのバリ島、および国内の沖縄地域を事例とし、「楽園」と呼ばれる観光地に関する資料にもとづいて、観光と宗教の合理化について探求しようとするものである。本研究は、理論研究と民族誌的研究からなる。前者については、マックス・ヴェーバーの合理化論を現代社会理論に接続すること、後者については、バリ島の約100年間にわたる観光と宗教との関係、沖縄本島地域の慰霊と観光との関係を、明らかにすることが主題である。
文化人類学