研究課題/領域番号 |
25380051
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 大阪産業大学 |
研究代表者 |
佐藤 潤一 大阪産業大学, 教養部, 准教授 (40411425)
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研究分担者 |
松井 幸夫 関西学院大学, その他の研究科, 教授 (30135892)
柳井 健一 関西学院大学, 法学部, 教授 (30304471)
松原 幸恵 山口大学, 教育学部, 准教授 (80379916)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 国際情報交換 / オーストラレイシア / オーストラリア / ニュージーランド / コモンウェルス / 法の支配 / 立憲主義 |
研究概要 |
平成25年度は,5月に新潟において研究会を開催した。JR新潟駅近くの会議室において,分担者松井がニュージーランドの憲法状況について報告を受け,また代表者佐藤が今後の研究の進め方について問題提起をした。さらに,この方向性に基づいて研究を各自で進め,10月には,京都において,京都ガーデンパレスにおいて研究会を開催した。10月の研究会においては,分担者柳井がコモンウェルス諸国における立憲主義について報告を行い,また代表者佐藤がオーストラリアにおける最近の人権条約の実施状況について報告をした。その後,各自で購入した文献を精読するに努めた。 代表者佐藤は,本科研獲得以前の研究成果とも関わるものであるが,研究成果として,「オーストラリアにおける差別表現規制--差別禁止法と国内人権機関の役割」『国際人権』第24号(2013年10月30日)53~62頁を公表した。 なお,分担者松井及び柳井は,平成26年2月にニュージーランドに基礎調査を行った。詳細な報告について,平成26年度中に開催予定の研究会において行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
論文等での成果公表は不十分ではあるが,研究自体は概ね順調に進展している。代表者佐藤と分担者松井がもともと各自オーストラリア及びニュージーランドでの在外研究以来一定の研究を行ってきたことから,文献精読と研究が順調に進んだことが挙げられる。また分担者柳井についてもイギリス憲法との関わりについて研究を進めることができた。しかし,本研究課題そのものが大きなものであるため,現地調査を経なければ十分な成果のまとめには至らないことも明らかとなった。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度は,代表者佐藤と分担者松原でオーストラリアにおいて立憲主義状況について現地調査を行い,研究成果について研究会を開催していきたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
日本国内での資料収集について,一定の限界があることが夏には明らかになった。そのため,オーストラリア及びニュージーランドにおける調査にかかわって現地での資料収集等に当てること,また為替の変動に伴い,海外出張の旅費交通費等に一部充填するために,繰り越しの金額が発生することとなった。 1.新規の,特にオーストラリアおよびニュージーランドにおける文献収集にあてる。 2.海外出張の旅費交通費等に一部充填する。
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