研究課題/領域番号 |
25380051
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 大阪産業大学 |
研究代表者 |
佐藤 潤一 大阪産業大学, 国際学部, 教授 (40411425)
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研究分担者 |
松井 幸夫 関西学院大学, その他の研究科, 名誉教授 (30135892)
柳井 健一 関西学院大学, 法学部, 教授 (30304471)
松原 幸恵 山口大学, 教育学部, 准教授 (80379916)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | オーストラレイシア / ポピュリズム的傾向 / 議会主権 / 国際人権基準 / 国会議員の二重国籍 |
研究成果の概要 |
「オーストラレイシア」共通の特色はそう多くなく、オーストラリアの連邦の硬性憲法とニュージーランドの軟性憲法の差とともに、後者は最高裁が少人数で機動的に判断を行っている点むしろ立憲主義の点から評価される。オーストラリアは、2011年人権議会審査法(連邦法)によって国際人権条約の「人権」基準が徐々に国内法に浸透し、議会主権と連邦最高裁による違憲審査を調和させた独自の「立憲主義」を発展させつつある。ただし研究最終年度における調査で、日本と共通するポピュリズム的傾向が連邦憲法における議員の二重国籍禁止条項との関係で継続的な問題を惹起し、この点、さらに他のコモンウェルス諸国との比較が必要である。
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自由記述の分野 |
憲法、国際人権法
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