研究課題
基盤研究(C)
米国における法科学システム改革をめぐる議論を参考としながら、裁判員制度のもとでの科学的証拠の証拠能力判断のあり方、その際の専門家証言の提示の仕方、吟味の仕方等につき検討し、また、鑑定プロセス全体の完全な記録化と弁護側が反証の有無・必要性等につき判断するに十分な情報の事前開示、データへのアクセスの確保、弁護側が独自に専門家の援助を受ける権利の保障と複数鑑定の保障等が、事実認定の適正化のためにも必要であることを指摘した。
刑事訴訟法