研究課題/領域番号 |
25380211
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
ストレフォード パトリック 京都産業大学, 外国語学部, 准教授 (40469127)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | ミャンマー開発 / 政府開発援助 / キャパシテービルディング / 民主主義の変遷 / 市場経済の変遷 |
研究実績の概要 |
2014年8月に研究者はヤンゴン、ミャンマーのフィールド調査を実施した。このフィールドの調査中に、JICAの官僚、ヤンゴン大学国際関係学部の研究者、ユニセフの官僚、欧州外交官、ミャンマー企業責任センターの理事長、ミャンマー戦略国際問題研究所の研究者、ミャンマーの政府の教育改革委員会のメンバーにインタビューをした。2年間で約40人のミャンマーの開発状態のさまざまな側面についての専門家にインタビューした。従ってミャンマーの開発状況への理解をより深めることができ、ミャンマーの開発ニーズが分かり始めている。その上、ミャンマーに対しての国際援助への理解も深め、各国際ドナーの政府開発援助の活動、政府開発援助の方法、またはドナーの外交の目標についての明確な理解を得た。 以上により多くの論文を執筆することができ、さらにもっと質の高い学術誌に掲載されるようになった。 また、私のアカデミックネットワークの拡大により招待客のみが参加できるミャンマーについての国際学会に参加できるようになった。このような学会はミャンマーについての最新研究に対する貴重な機会を与える。 2014年10月~2015年3月末まで在外研究員として、オックスフォード大学に滞在した。その間、イギリスに滞在していたミャンマーの専門家とのネットワークを確立できるとともに、英国外交官にインタビューすることができた。また、書籍についての考察や論文執筆など、本研究プロジェクトの遂行に大きな役割を果たした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ミャンマーの学者、または専門家とのネットワークを確立することができた。今後はこのネットワークを拡充していく予定である。 また、ヤンゴンの国際ドナー機関の官僚ともネットワークを構築することができたとともに、ミャンマーについての研究のアカデミック・コミュニティのメンバーとなった。 本研究に関する様々なネットワークを構築することにより、多角的な視野から本研究を遂行していく所存である。
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今後の研究の推進方策 |
2015年4月ロンドン大学のミャンマーの学会に参加する。 2015年7月東京で行うグロバル学の学会でミャンマーの現開発状態について発表する予定である。 2015年7月タイのチャンマイ大学でミャンマーの民主化について発表する予定である。 2015年8月にミャンマーに現地調査のために行く予定である。 2016年3月にミャンマーに現地調査のために行く予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
サバティカル制度の在外研究員として、平成26年10月~平成27年3月までイギリスに滞在したため。
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次年度使用額の使用計画 |
今年度に2回ミャンマーにて現地調査を行うための旅費に主に充てる。 また、国内においても学会に参加するための旅費や調査費等に充当する。
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