研究課題
基盤研究(C)
孤立無業者(SNEP)とは、20歳以上59歳以下のうち、「仕事をしていない」「結婚したことがない」「普段ずっと一人でいるか、一緒にいる人が家族以外いない」のすべてを満たす人々である。統計局「社会生活基本調査」から分析した結果、SNEPは2011年に162万人に達していた。21世紀初頭以降、性別、年齢、学歴等の個人属性にかかわらず、無業者が孤立化する「孤立の一般化」傾向が広がりつつある。SNEPはニート(若年無業)とも深く関連しており、今後の対策が急がれる。
労働経済学