研究課題
基盤研究(C)
本研究は、2012年度から2014年度に北九州市で実施された電気料金型デマンドレスポンス実証(ダイナミックプライシング)の経済分析を行った。ピーク時に電気料金を上げることで、どれだけ電力使用量が削減されたかを測定し、また節電した一般世帯の行動や特性についても調査した。その結果、ダイナミックプライシングによる節電効果(電力削減量)は7%から13%であることが確認された。ただし、電気料金に応じて節電する世帯は少ないことが確認された。
環境経済学