研究課題
基盤研究(C)
アジアで活動を行う多国籍企業による洗練された労務管理戦略と労働者の勤労意識に関する個票データを用いて、どのような要因が労働意欲と深いかかわりがあるかについて研究を行いました。その結果、職場の人間関係などの非金銭的な要因が、給与などの金銭的な要因と比べてみても、無視しえない程雇用者の労働誘因と強い関係があることが示されました。将来の産業・開発政策をめぐる議論に有用な示唆を与えるものと考えられます。
国際経済学、労働経済学