研究実績の概要 |
最終年度は、いかに日本の生産技術がタイをエンジニアリングハブとして、ASEAN近隣国に伝播しているのかについてのまとめと最終調査を行った。具体的には、技術指導・技術伝播がどのように行われているのか、また技術はいかにASEAN近隣国に波及しているかに焦点をあて調査した。特に、2011年より経済開放を始めたミャンマーにおける影響、進捗度合いを調べるため、ミャンマーにて2015年10月マンダレー現地人材育成調査、2016年3月にマンダレー・ヤンゴン地域現地企業にて、人材育成・技術形成波及現状調査を行った。 成果報告として、2015年7月にタイ・チェンマイでの国際会議"Burma/Myanmar in Transition: Connectivity, Changes and Challenges"において、"Japan's role in human resource development for the manufacturing industry in Myanmar"の論文報告を行い、新たなミャンマー人研究者等とのつながりを作ることが出来、今後の研究チームを作ることができた。 8月には韓国の国際学会"Bridging the Gap: The promise of politics in a polarized and fragmented world"において、"The impact of ASEAN Economic Community 2015 and the role of China, South Korea and Japan"を報告した。
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