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2016 年度 研究成果報告書

貿易データからみる中進国の罠:マレーシアのケースを中心に

研究課題

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研究課題/領域番号 25380349
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経済政策
研究機関独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所

研究代表者

熊谷 聡  独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター, 経済地理研究グループ長 (20450504)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード中所得国の罠 / 経済発展 / 貿易構造 / 純輸出比率 / 産業高度化 / 資源の罠
研究成果の概要

本研究ではマレーシア経済を中心に、東アジアや世界の中進国を比較しながら、財別の国際競争力の推移を貿易データから分析し、産業レベル・企業レベルのデータと組み合わせることで、「中進国の罠」が発生するメカニズムを明らかにし、適切な政策提言を可能にすることを目的とする。純輸出比率(NXR)と所得水準の関係を経済成長が順調な国と停滞している国に分けて行った結果、経済成長が順調な国では輸出財が消費財から資本財へと所得水準の上昇とともに移行するのに対し、経済成長が停滞した国では高所得段階まで一次産品が輸出財であり続けていることが明らかになった。

自由記述の分野

経済学

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公開日: 2018-03-22  

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