研究課題
基盤研究(C)
本研究は、高齢化の進展により、今後、確実に増加すると予想される医療・介護サービス需要に対して、各サービスの質を維持しつつ効率的な供給体制を構築する方法として、診療報酬と介護報酬をバンドリングさせた新しい報酬制度である包括的診療報酬制度を取り上げ、分析した。その結果、各サービス利用者の自己負担率を比較的高く設定可能な場合には、包括的診療報酬制度の活用が効果的であることを経済学の観点から明らかにすることができた。
医療経済学