研究課題/領域番号 |
25380424
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
ドンゼ ピエール・イヴ 大阪大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (20635718)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 医療史 / 放射線装置 / 産業史 / 経営史 / 医療器械 / 病院 / 日本 |
研究実績の概要 |
①研究期間3年目には、1-2年目で集めた史料を分析し、国内・海外で学会でご報告しました。とくに、Miamiで行ったアメリカ経営史学会(BHC)と欧州経営史学会(EBHA)の共催コンファレンス(2015年6月27日)に「放射線装置産業における競争・協調」を発表しました。この報告は、Erasmus University(オランダ)のBen Wubs准教授との共同研究であり、現在は国際ジャーナルへの投稿準備中であります。 ②京都で行った世界経済史会議(World Economic History Congress, WEHC)に際して、Lausanne UniversityのThomas David教授と共に「The Globalization of Medicine and Public Health: Economic and Social Perspectives (1850-2000)」のセッションを開催しました(2015年8月7日)。このセッションには、医療史における国内・海外の研究者10人が参加しました。結果として、現在は「Globalization of Medicine」に関して国際ジャーナルの特集号が準備中であります。 ③データ分析により、論文(Australian Economic History Reviewに掲載しました)および図書の章を作成しました。図書に関しては、国際出版社との交渉中です。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
出版社との交渉は企画していたより時間がかかりました。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は最後の年となり、以下の2つの目的があります。 ①本の作成の完全(国際出版社との交渉を含む)。 ②University of BarcelonaのPaloma Fernandez教授と共にバルセロナで国際研究会を共催し、そので私の研究の最後のご報告です(日本病院の経営の近代化に対して新技術の影響)。
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次年度使用額が生じた理由 |
物品費の残り
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次年度使用額の使用計画 |
物品費や出張費などのために使用する予定
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