研究課題
基盤研究(C)
ドイツ・ナチス体制を特徴づける戦時体制と資本主義経済との全体的な関連を解明するために、両者を媒介し結合させる中間的経済機構に注目し、国家的な戦時経済政策―経済機構(経済集団・商工会議所・手工業会議所)―資本主義企業・中小経営の関係を、ドイツ連邦文書館史料はじめ同時代資料の分析に基づき実証的に明らかにした。その成果は、著書『ナチス・ドイツと資本主義』(日本経済評論社)および学会誌等の学術雑誌の論文として公にされた。
経済史