研究課題/領域番号 |
25380498
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
税所 哲郎 群馬大学, 社会情報学部, 教授 (80386870)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 産業集積 / 産業クラスター / イノベーション / アジア / ベトナム / カンボジア / ラオス / ミャンマー |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、現在、世界の中で最もダイナミックな経済活動や企業行動を展開し、地域の活力が見られるアジア各国における産業クラスターの研究を行うことによって、産業集積地から産業クラスターへと典型的な産業クラスター形成のパターン化とその実態を明らかにすることである。 また、それとともに、産業クラスターを構成する組織であるアンカー企業と関連企業、及び関連する諸組織・諸機関からなるネットワーク組織によるイノベーション創出をイノベーション・システムととらえて、そのメカニズムを解明していくことにする。 本研究では、クラスターの構成要素(構成主体):Porter モデルをもとに、産業集積地から産業クラスターへと、アジア地域への適用を考慮した分析フレームワークを構築し、それらの仕組みや取り組みなどの個別戦略をイノベーション・システムとして、そのメカニズムを解明していった。 アジアの典型的な産業集積地から産業クラスターへの形成のパターン仮説の構築として、アジア各国のケーススタディ(産業集積地、及び産業クラスター)の蓄積、アンカー企業と関連企業、及び関連する諸組織の産業クラスター形成に基づく、下記の内容によるフィールドワークを実施した。 ①シナリオ(分析フレームワーク)の修正、②産業集積、及び産業クラスターに関連する諸組織・諸機関の現地調査の実施、③産業集積から産業クラスター形成におけるパターン化の実施、④産業集積から産業クラスターへの実態解明、⑤イノベーション・システムのメカニズム分析と蓄積、評価の取り組みを実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
アジアのフィールドワークを実施した結果、下記の論文・書籍などの執筆、学会発表、国際会議の報告を行うことができた。 査読論文5本(すべて単著、および国際会議のProceedings1本を含む)、単著1冊、査読なし論文11本(共著3本、および国際会議のProceedings1本を含む)、国際会議報告2本(すべて単著)、学会発表12本(共著3本含む)の業績を発表することができた。
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今後の研究の推進方策 |
今後も引き続き、アジアの典型的な産業集積地から産業クラスターへの形成のパターン仮説の構築として、アジア各国のケーススタディ(産業集積地、及び産業クラスター)の蓄積、アンカー企業と関連企業、及び関連する諸組織の産業クラスター形成に基づく、下記の内容によるフィールドワークを実施する。 ①シナリオ(分析フレームワーク)の修正、②産業集積、及び産業クラスターに関連する諸組織・諸機関の現地調査の実施、③産業集積から産業クラスター形成におけるパターン化の実施、④産業集積から産業クラスターへの実態解明、⑤イノベーション・システムのメカニズム分析と蓄積、評価の取り組みを実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
この研究成果の内容を学会発表(国内学会)を行うことで、広く情報公開していく予定だったが、本務校での集中講義の代行が入ってしまい、取りやめてしまったため、差額が生じることになった。
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次年度使用額の使用計画 |
本年度、積極的な学会発表(国内、および海外)を行う予定である。
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