研究課題/領域番号 |
25380503
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
西久保 浩二 山梨大学, 総合研究部, 教授 (70447704)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 老親介護 / 離職行動 / カミングアウト行動 / 老親介護リスク特性 |
研究実績の概要 |
当年度は、研究課題の解明のために、当初計画にしたがって調査、分析、発表活動を実施できた。1.労働者に対する定量調査(本調査1500名程度を回収予定 インターネット調査)を実施した。回収標本1533人 2.離職行動およびカミングアウト行動の要因分析(層別分析含む)・職場、仕事要因との因果分析(回帰分析、多段階プロビット分析他)・介護に対する不安要因との因果分析(回帰分析、多段階プロビット分析他) また、中間的な研究成果について、日本労務学会第44回全国大会(北海学園大学)での自由論題報告において「介護リスクと離職可能性 リスクとリソースの多重性から捉えた離職要因分析」との表題での発表を行い、他の研究者との議論を行った。また、同大会研究論文集に同タイトルの論文投稿を行い、掲載された(研究報告論集pp.245-252)。 さらに、27年度7月予定で単著出版(旬報社と契約済)に向けて、分析、執筆活動を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初計画の企業ヒアリング、先行研究調査と分析、新規定量調査の実施を完了している。 最終年度はこれらの研究成果を踏まえて、学会報告と単著執筆を残すのみである。
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今後の研究の推進方策 |
当初計画の企業ヒアリング、先行研究調査と分析、新規定量調査の実施を完了している。 新規定量調査で得られた標本データに計画した分析を行う予定である。 最終年度はこれらの研究成果を踏まえて、学会報告と単著執筆を残すのみである。 単著執筆に関しては、既に初稿原稿が完成しており、出版に向けての作業を完了する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
実施した定量調査の分析作業が年度を越えて作業中(データ加工作業)のため、作業完了後の支払いが次年度となった。
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次年度使用額の使用計画 |
実施した定量調査の分析作業完了後に該当額を支払う予定である。また、学会参加に要する費用、単著出版に関する費用を使用予定である。
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