本研究の成果は、1)環境汚染防止などを対象とした旧来の環境規制ではなく、成長分野の環境ビジネスを規 制する枠組み、2)規制と規制される側の企業間の相互作用、3)日本企業にとってのマネジメント・モデルを、明らかにしたことである。本研究の特色は、 「環境政策」と「企業経営」の二分野を横断する学際的な手法をとることと、公益と経済の持続的発展の両立を考察することであるが、 政策とビジネスに様々なインプリケーションを与えることが期待される。 また、多くの事例研究と参与観察を実施した。 本研究の具体的な成果は、著書2冊、経済雑誌への投稿9件、招待講演23件であった。
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