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2014 年度 実施状況報告書

日本の映像コンテンツ制作プロセスと流通構造に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25380549
研究機関名古屋商科大学

研究代表者

矢本 成恒  名古屋商科大学, 経営学部, 教授 (10635775)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードコンテンツ制作
研究実績の概要

本研究の目的は、コンテンツ制作・流通の構造のモデルを提示するものであり、研究実施計画に沿って以下を実施した。
1.文献調査  ①イノベーション・マネジメント、製品開発マネジメントの論文および書籍の調査 ②官公庁公開資料(総務省、経産省の研究会等)
2.インタビュー調査  ①コンテンツ制作および流通業者((株)WOWOWなど)へのインタビュー
3.視聴履歴データの調査 WOWOWの放送会員、ネット会員の視聴動向の傾向分析

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初予定では、帝国データバンクの企業取引データを購入して、メディアごとにネットワーク分析を実施する予定であった。しかし、現在クロスメディア取引が進んでおり、コンテンツ制作者側の企業取引データよりも、テレビ視聴者やネット視聴者側の視聴記録を分析する方がその視聴およびコンテンツ流通行動を明確に捉えることができるため、方針転換を実施した。
そのため、視聴ログを提供してもらえる企業を見つけるまでに交渉の時間を要した。

今後の研究の推進方策

「11.現在までの達成度」の理由のとおり、制作および流通側のネットワーク分析ではなく、視聴者側の視聴記録の分析に焦点をあてる方向に研究の重点を移した。理由はクロスメディア視聴の傾向が多く、メディアごとの取引関係からの知見は限定されると予測されるためである。
現在、視聴記録の提供会社も見つかり((株)WOWOW)これから視聴記録分析を図る予定である。

次年度使用額が生じた理由

帝国データバンクからの取引データの購入と分析を予定していたが、企業からの視聴ログ提供によるログ解析に変更する可能性が高いので、データ購入の判断を見送ったことによる。

次年度使用額の使用計画

今年度は、視聴ログ解析プログラム購入、視聴ログ分析の稼働支援、顧客アンケート費用など、データ購入に替る諸費用が発生する予定である。

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公開日: 2016-05-27  

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