研究実績の概要 |
本研究の目的は、情報サービス(対面的対人無形財サービス)のサービス・エンカウンターにおける従業員と顧客の間で発生する相互作用について、特にその動態的側面に注目して研究することである。具体的な研究項目は、(1)相互作用に臨む顧客の状況を明らかにする、(2)相互作用に臨む従業員の状況を明らかにする、(3)相互作用の反復によるサービス提供枠組の動態的変化を考察する、の三点であった。研究第二年度である平成26年度の研究実績は下記の通りである。 平成26年度の研究活動は、Webアンケートによって収集したデータの分析とその分析結果の国内外の学会での発表を中心におこなった。Webアンケートに関しては、相互作用における顧客側の状況を明らかにするため、(株)ビデオリサーチ社の協力により、平成25年度10月に実施したものである。収集したデータを用いた分析結果については、中間報告として下記の学会研究大会において発表した。
①経営情報学会 2014年春季全国研究発表大会、青山学院大学、2014/6/1、②AMA(American Marketing Association) SERVSIG 2014, Thessaloniki, GREECE, June 15, 2014、③経営情報学会 2014年秋季全国研究発表大会、新潟国際情報大学、2014/10/25、④Decision Sciences Institute 2014(45th) Annual Meeting, Tampa, USA, 2014/11/22)
|