研究課題
研究課題I「PBGTの有効性検証」::社会人院生(プロジェクトマネジメントの専門家)がPBGTの導入支援をしている製薬会社A社において,PBGT導入効果や課題の把握,課題解決の方法を調査して,学会報告した。研究課題Ⅱ「PBGTの差異分析技法開発」:社会人院生(プロジェクトマネージャー)の協力を得てプラント開発会社B社本社および開発現場を訪問して同社のコストマネジメントの観察から,差異分析におけるコミュニケーションの役割を発見して,テキストマイニングを用いた解析を実施して海外学会報告をした。研究課題Ⅲ「プロジェクト統廃合技法開発」:プロジェクト統廃合技法を考案,上記院生の協力と院生2名の研究補助を受けて社会人院生OBから同氏が経営する部品製造C社へのアクションリサーチを継続した。研究課題Ⅳ「場メカニズムの探索」:まず,場のメカニズムに関わる分析モデルについて,内外学会で発表をした。モアノレを設定した。次に,院生2名の研究補助を受けてホテル業D社から影響を受けたデータを用いて,多変量解析を実施し,その結果を海外学会で報告した。最後に,この実証分析の中でマーケティング領域へのPBGTの応用可能性を発見し,基礎的分析をスタートした。研究課題Ⅴ「場のメカニズムの国際比較」:南オーストラリア大学の共同研究者の協力をえて,アンケート調査に向けての事例研究を行った。
1: 当初の計画以上に進展している
研究課題I「PBGTの有効性検証」:計画どおり-論文発表,投稿(査読中)。研究課題Ⅱ「PBGTの差異分析技法開発」:計画どおり-論文発表,投稿(査読中)。研究課題Ⅲ「プロジェクト統廃合技法開発」:計画通り-アクションリサーチをスタート。研究課題Ⅳ「場メカニズムの探索」:計画を多きく上回る-新たな適応領域の発見し,基礎的実証研究を実施。研究課題Ⅴ「場のメカニズムの国際比較」:計画からやや遅れ-海外アンケート調査に向けての事例研究実施,しかしアンケート調査の実施が今年度にずれこむ。
研究課題Ⅲ「プロジェクト統廃合技法開発」:アクションリサーチ先を1つ増やして実施し,年度内に学会報告や投稿を行う。研究課題Ⅳ「場メカニズムの探索」:マーケティングという新たな適応領域についての理論考察と実証分析を進める。研究課題Ⅴ「場のメカニズムの国際比較」:事例研究を踏まえて仮説を設定,インタビューおよびアンケート調査によって国際比較研究を実施する。また,リサーチサイトをオーストラリアだけではなくマレーシア工科大学の研究協力者とともにマレーシアに拡大する。研究課題Ⅵ「プロジェクトのMCSモデル構築」:これまでの研究成果を総合的に整理し,プロジェクトのMCSモデルの全体系を構築し、国内外に対外発表する。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (6件)
戦略経営ジャーナル
巻: 3 ページ: 41,58
巻: 第3巻第2号 ページ: 161-172
Third International Conference On Engineering Business Management ( Proceeding), Universiti Teknologi Malaysia, Razak School of engineering and advanced technology and Meiji University
巻: なし
9th International Research Conference on Management and Finance (Proceeding), University of Colombo
巻: なし ページ: 31-41