研究課題
基盤研究(C)
本研究では、新規株式公開後最初のストック・オプションの付与のタイミングで、裁量的な報告利益管理を行っているかを実体的・会計的の両方において調査した。検証の結果、ストップ・オプションの付与数で区切ったところ、付与数が多いサンプルでは10%水準で有意となった。分析の精度の向上に向け、検証を継続しているところである。次に、財務会計情報と管理会計情報の一致については、調査の結果、連結ベースでの利益管理の改善の必要性を感じている企業グループが多いことが判明した。
会計学