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2015 年度 研究成果報告書

近代化と葬儀の変容に関する実証的研究――日本とベトナムの比較を中心として――

研究課題

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研究課題/領域番号 25380642
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関専修大学

研究代表者

嶋根 克己  専修大学, 人間科学部, 教授 (20235633)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード葬儀 / 死の社会学 / ベトナム / 近代化 / 東アジア / 葬祭業 / 日本
研究成果の概要

専修大学社会関係資本研究センターが実施した東アジア諸国の意識調査では、近隣住民の葬儀への参加率はGDPの高まりに反比例して低くなることが明らかになった。これは近代化によって各社会の葬儀が変容することを如実に示している。日本では戦後に伝統的葬儀⇒近代的葬儀⇒現代的葬儀とその姿を変えてきたが、現在では超高齢社会化と少子化により第三の変化が生じていると考えられる。それは身内の葬儀からの家族の撤退である。一方、近代化によって都市への人口集中が続くベトナムでは、伝統的な葬儀が崩れ始め、都市と村落コミュニティが組み合わさりながら葬儀を執行していることが明らかになった。これは近代化への過渡期と考えられる。

自由記述の分野

社会学

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公開日: 2017-05-10  

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