研究課題/領域番号 |
25380644
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 和光大学 |
研究代表者 |
道場 親信 和光大学, 現代人間学部, 准教授 (60287951)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | サークル / 文化運動 |
研究概要 |
原爆文学研究会、戦後文化運動合同研究会、思想の科学サークル戦後史研究会などで研究と議論を深めるとともに、故浜賀知彦氏旧蔵資料の整理、故村田久氏旧蔵資料の調査、故五味正彦氏旧蔵資料の調査を進め、青森銀行労働組合の文化活動について聞き取りと資料収集を進めた。まず、10月に奈良教育大学で行われた第7回戦後文化運動合同研究会では、準備過程から企画立案に関わり、1セッションの司会と別なセッションでのコメンテーターをつとめた。コメンテーターをつとめたセッションでの報告とコメントは東京外国語大学海外事情研究所『クアドランテ』第16号に活字化された。また、故浜賀知彦氏旧蔵資料のうち、民主主義文学同盟支部機関誌については、早稲田大学の鳥羽耕史氏と共同で整理と目録化を進め、遺族による国会図書館への寄贈をお手伝いした。故村田久氏旧蔵資料に関しては、2014年8月刊行予定の『響きあう運動づくりを――村田久遺稿集』(海鳥社)編集に成果を活かすことができた。故五味正彦氏旧蔵資料については、立教大学共生社会研究センターの平野泉氏ほかと共同作業をして選別・整理をし、遺族による同センターへの資料寄贈をお手伝いした。青森銀行労働組合関係者への調査は2013年7月と14年1月の2度にわたって行い、その過程で青森職場演劇協議会資料の発見と、その寄贈を受けることができた。今後資料の精査を進めて行きたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ほぼ予定した課題に取り組んでいるが、調査の過程で新たな出会いや対象者の逝去などが重なり、急を要する資料の整理等の作業が必要となって予定した以上の新たな取り組みを要することになった。
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今後の研究の推進方策 |
予定を順調にこなすとともに、新たに受け入れをした資料についての整理・精査を進めて行きたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
テープ起こしなどの業務委託が想定より少なくなったため(予算残額と録音時間のバランスが悪く、次年度に回すことにした)。 予定通りの執行に合わせ、前年度委託できなかった録音も合わせ、適正に執行したい。
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