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2013 年度 実施状況報告書

健康長寿要因に関する日中国際比較研究-「こころ・からだ・しゃかい」の視点から-

研究課題

研究課題/領域番号 25380746
研究種目

基盤研究(C)

研究機関福井県立大学

研究代表者

塚本 利幸  福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (40315841)

研究分担者 大森 晶夫  福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (80242593)
小林 明子  福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (80291970)
笠井 恭子  福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (40249173)
田中 佑佳  福井県立大学, 看護福祉学部, 助教 (50610698)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード健康長寿 / 身体的健康 / 精神的健康 / 社会関係資本 / 国際比較研究 / 国際研究者交流(中国)
研究概要

2013年7月に、中国本土と台湾の高齢者事情に詳しい中台科技大学老人照顧系助理教授の徐メイホウ氏をお招きし、介護予防や健康長寿に関するレクチャーをお願いし、あわせて、研究課題に関するディスカッションを行った。
2013年9月に、吉林大学看護学院を研究代表者の塚本利幸と研究分担者の大森晶夫が訪問し、研究協力者の李文涛、孫皎氏らと、次年度に実施するアンケート調査の設計(調査仮説・枠組みの構成、質問文・回答選択肢の作成)ならびにアンケート調査の実施方法(対象者の選定方法、対象者の数、データの取り方など)に関する打ち合わせを行い、大枠において合意を形成した。細部に関しては、その後、メールのやりとりを通して、詰めの作業を行い、調査に要する費用とその分担方法に関しても合意した。
2013年9月の吉林大学看護学院への訪問にあわせて、中国でのアンケート調査の予定地である長春市の医療・福祉関連施設の見学・視察、地域医療や高齢者福祉、地域福祉の担当者に対する聞き取り調査、などの現地調査を実施した。
日本での調査予定地である福井県における健康長寿に関する情報収集と事例調査、文献研究を中心とした中国における保険・医療制度とその実情に関する情報の収集ならびに整理・分析に関しては、2013年度を通して実施した。
以上の調査・研究を通して、2014年度に日本と中国で実施する健康長寿に関するアンケート調査の準備を進め、計画通り国際比較研究が可能となるための条件を整えることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2014年度に実施する健康長寿に関するアンケート調査について、当初の予定通りそのための準備作業を進めることができた。
中国で実施するアンケート調査の費用負担に関して、当初の予定と異なる部分が出てきそうな見込みであるが、「今後の研究の推進方策」に記載した通り、今後も計画通りに調査・研究を進められる見通しである。

今後の研究の推進方策

当初の予定では、中国・長春市で実施するアンケート調査の実施費用に関して、中国側がその全額を負担する計画であった。しかしながら、研究協力者の所属する組織(吉林大学看護学院)の改編にともない、中国で実施するアンケート調査に関して、その費用の一部を日本側で負担する必要が生じる見込みとなった。
研究協力者との打ち合わせや、現地調査に関して、福井県立大学看護福祉学部と吉林大学看護学院との研究交流の機会を利用することで、その部分での経費の節減をはかり、当初からの予定通り、健康長寿に関する日中間での国際比較調査が実施できる見通しである。

次年度の研究費の使用計画

2014年度に中国で実施するアンケート調査に関して、当初の予定では中国の研究協力者が全額費用負担することになっていたが、研究協力者の所属する吉林大学看護学院の組織改編により、日本側で費用の1部を負担する必要が生じる見込みとなった。
そのため、中国側との打ち合わせや現地調査に関して、福井県立大学看護福祉学部と吉林大学看護学院が以前から実施している研究交流事業の機会を利用することとし、2014年度に必要とされる費用負担に耐えられるような状況の整備に努めたから。
2014年度に中国の長春市と福井県で実施する健康長寿に関するアンケート調査について、その実施費用(中国側の1部と日本の全額)をまかなえる見込みがたち、当初の予定通り、健康長寿に関する日中間での国際比較研究を遂行できる見通しである。

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公開日: 2015-05-28  

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