研究課題
基盤研究(C)
「里孫」活動は、世代間交流活動の一形態であり、お互いに血縁関係にない高齢者と子どもが疑似的な祖父母-孫関係を結び交流を深める、互恵的なボランティア活動である。継続的な活動のためには、高齢者と子どもとのマッチングに介入する教員・施設職員等のコーディネーターの役割が非常に重要である。現在、施設に入所している高齢者の要介護状態の重度化と、そして、子どものコミュニケーションスキルの低下が懸念されている。そのため、コーディネーターの適切な関与が、今後の「里孫」活動の進展に影響を与えると考えられる。
社会福祉学