本研究の目的は、多様な専門職からなる地域ネットワークを用いて支援を求めない子どもと家庭にアクセスし、ニーズを早期にキャッチして包括的な支援を届けることができる子ども家庭支援プログラムを開発し、効果測定の指標を作成することにある。 成果として、ログラムと指標を一体化した「介入型ソーシャルワークモデル」を開発した。多職種協働ネットワ ークによる重層的なアウトリーチによって、 閉じられた家庭への介入に至る支援プログフムである。チェックシートによって実施状況を確認し、またアウトカムを「子ども」「家庭」「地域」の3つの側面から照射し、それぞれ4段階の変化を設定して、効果測定の指標とした。
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