研究課題/領域番号 |
25380799
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
藤原 正範 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 教授 (90410935)
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研究分担者 |
小林 英義 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (60331295)
橋本 和明 花園大学, 社会福祉学部, 教授 (80434687)
村尾 泰弘 立正大学, 社会福祉学部, 教授 (30308126)
遠藤 洋二 関西福祉科学大学, 社会福祉学部, 教授 (90588716)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 児童養護施設 / 非行 / 非行予防 / 施設崩壊 / 性暴力 / 加害・被害 / 支配・被支配 |
研究成果の概要 |
児童養護施設子どもの非行理解と非行予防のための支援について、8施設11名の職員に対する9時間38分のインタビュー逐語録から487のコードを抽出し、それを14カテゴリーに整理した。そのカテゴリーは、組織と人、関係性、対応、連続性の4つの領域にまとめることができた。 子どもの非行を生む施設組織には、支配・被支配の構造、被害対応・加害対応の混乱等の共通点がある。そして、様々な非行の延長線上に、多くの場合性暴力が存在する。非行予防のためには、子ども・職員間に適切な関係性を作り出す専門的対応としての支援、それを土台にした組織作り、家庭・社会との連続性を作り出す施設内外の協働を促進することが必要である。
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自由記述の分野 |
社会福祉
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