研究課題
基盤研究(C)
史資料整理、保存作業については、仮目録の確認、貴重資料の写真撮影とデジタルデータ化を継続して行った。また、未着手であった1956年以降の比較的新しい時期の史資料についても、クリーニングと分類作業を行った。さらに、書簡・ハガキ類の整理、保存作業についても、仮目録の作成まで終了し、史資料の全体像が明確になった。これらの作業によって、博愛社本体だけでなく、関連する団体や施設の実情や博愛社の支援者との関係について解明していくため整備ができた。なお、この4年間に10回の研究会を実施するとともに、論文集『大阪「博愛社」の研究』(1)~(3)を発行し、史資料を駆使した12編の論文、資料紹介を収載した。
社会福祉学