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2016 年度 研究成果報告書

安心さがし行動の上方・下方螺旋メカニズムを規定する関係性目標の効果

研究課題

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研究課題/領域番号 25380843
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関信州大学

研究代表者

長谷川 孝治  信州大学, 学術研究院人文科学系, 准教授 (20341232)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード自尊心 / 安心さがし / 関係性目標
研究成果の概要

低自尊心者の安心さがしは他者からの拒絶を引き起こし、高自尊心者の安心さがしは受容を引き寄せることが示されてきた。本研究の目的は、この問題を関係性目標の観点から検討することである。分析の結果、低自尊心で安心さがしする人は、他者と良好な関係を形成しようとする接近的動機づけが低く、他者からの拒絶場面で、自己本位的な行動傾向を示した。逆に、高自尊心で安心さがしする人は、接近的動機づけが高く、他者を配慮する行動を示した。また、自尊心や安心さがしレベルに関わらず、男性の思いやり目標の高さが、女性の自己拡大・充足感を高めることが示され、上方螺旋過程の生起には思いやり目標が重要な要因となることが示唆された。

自由記述の分野

社会心理学

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公開日: 2018-03-22  

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