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2015 年度 研究成果報告書

思春期の自尊心低下の要因とそれを抑止する授業づくりの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 25380923
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床心理学
研究機関北海道大学

研究代表者

加藤 弘通  北海道大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (20399231)

研究分担者 太田 正義  常葉大学, 教育学部, 講師 (10635048)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード思春期 / 自尊感情 / 自尊心 / 縦断研究
研究成果の概要

本研究の目的は、思春期における自尊心の低下と思考の発達の関係を検討し、自尊心の過度な低下を抑える授業を提案することにあった。そのために公立中学校、国立中学校の生徒約1900名を対象に、3年間9時点にわたる質問紙による縦断調査を行った。
その結果、(1)自尊心の変化パターンは中学2年次を底に低下し、その後は卒業に向けて上昇するU字カーブを描くこと、(2)中学入学時の思考の発達が進んでいる者ほど、その後の自尊心の低下が著しいこと、(3)思考の発達は短期的には自尊心の低下を引き起こすが、中長期的にはその過度な低下を抑止することが明らかになった。以上をふまえ中学生を対象に授業案を考え実施した。

自由記述の分野

発達心理学

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公開日: 2017-05-10  

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