• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実施状況報告書

気分障害患者の家族を対象としたテイラーメイド型支援プログラムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25380938
研究機関跡見学園女子大学

研究代表者

酒井 佳永  跡見学園女子大学, 文学部, 准教授 (60349008)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード気分障害 / 家族支援 / 介護負担
研究実績の概要

気分障害患者と同居する家族には負担が生じること、そして気分障害患者の家族を対象とした支援が家族のみならず患者の予後についても効果を及ぼすことが、海外において報告されているが、日本においては気分障害患者の家族の負担や家族支援プログラムについての報告は少ない。
当該年度は研究の2年目にあたり、気分障害患者の負担および支援プログラムのニーズについての調査を実施し、その結果に基づいて、プログラムの予備施行を実施する予定であった。
研究代表者の育児休暇取得のため、研究が一時中断していたため、予定よりも遅れているが、現在、患者家族の負担についてのデータを収集し、すでに他施設で行われている家族支援プログラムについてのレビューを実施し、情報を収集するとともに、支援プログラムの予備施行の準備を行っている段階である。これまでのところ、気分障害患者家族の負担は高く、支援ニーズも高いものの、実際に支援プログラムに参加する家族は非常に少ないことが明らかになった。今後、支援プログラムに参加することを阻む要因についての調査も並行して行い、家族が必要としている支援を提供できるよう工夫を行う。
なお、研究が予定よりも遅れているため、研究期間を1年延長した。2015年度中に調査結果の報告および家族支援プログラムの予備施行を実施する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2014年度については、2014年9月17日まで出産休暇および育児休暇を取得していたため、研究が予定よりも遅れている。

今後の研究の推進方策

すでに研究を1年延長することが決定しており、2015年度に当初2014年度に予定していた課題を達成することにより、最終年度には交付申請書に記載した研究の目的を達成する。

次年度使用額が生じた理由

研究者の出産休暇および育児休暇のため、研究を9か月中断していたため、研究の実施が当初の予定よりも大幅に遅れている。

次年度使用額の使用計画

2015年度に、2014年度までに達成することを予定していた課題を実施する。

URL: 

公開日: 2016-05-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi