研究課題
基盤研究(C)
日本に心理学が輸入される過程を学校教育制度の施行との関連で明らかにした。心理学の導入は、大学の設置と底でのカリキュラムと関係して、開設の初期から一般教養科目として用意されていた。その後、師範学校の開設とも深く関わり、教育学の一領域として履修科目として定着していく過程を文献研究で明らかにした。他方で、戦前・戦中の教育に関わる心理学は、日本のアジア進出、とりわけ中国東北部(旧満州国・現在の吉林省など)、台湾・韓国への進出と深く関係していた。
教育心理学