研究概要 |
平成25年度本科研共同研究の成果は次の通りであった。 1、現地調査、並びにシュトゥットガルト芸術アカデミー改革とヘルツェル学派、W・バウマイスターの貢献についての先行研究状況調査と資料収集(①テーマ:ヘルツェルにみる造形芸術観と芸術アカデミー改革コンセプト(担当:鈴木幹雄)。②テーマ:ヘルツェル・シューラー概況予備調査(同上)、特記すべき成果:重要先行研究:Karin von Maur, Der verkannte Revolutionaer - Adolf Hoelzel, 2004、Nina Gumpert Paris, Adolf Hoelzel’s Structural and Color Theory and its Relationship to the Development of the Basic Course at the Bauhaus, 1979(Diss.)の発掘・入手 )。 2、南西ドイツにおける亡命者文学とアンソロジー『Exil, Widerstand, Innere Emiration―Badische Autoren zwischen 1933 und 1945,1993』の翻訳・分析(③テーマ:南西ドイツにみる精神的伝統と同地域にみる開かれたヨーロッパ精神関連ドイツ語圏先行研究の調査(担当:清水光二)、特記すべき成果:『亡命と、抵抗、内的移住』の翻訳作業完了と分析の開始)。 3、ヘルツェル学派、O・シュレンマー関連資料の整理と国内研究上の探索(④テーマ:オスカー・シュレンマーにみる造形芸術と芸術教育の改革コンセプト(担当:長谷川哲哉-研究協力者)、特記すべき成果:重要先行研究:Modulation und Patina. Ein Dokument aus dem Wuppertaler Arbeitskreis um Willi Baumeister, Oskar Schlemmer, Franz Krause 1937 – 1944, 1992、Karin von Maur, Oskar Schlemmer(Art Now), 1972、の発掘・入手)。
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