研究課題/領域番号 |
25381122
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐藤 香 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (10313355)
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研究分担者 |
深堀 聡子 国立教育政策研究所, その他部局等, 研究員 (40361638)
元治 恵子 明星大学, 人文学部, 准教授 (60328987)
大島 真夫 東京理科大学, 理工学部, 講師 (60407749)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 若年者 / 自立 / トランジション / 非正規雇用 |
研究概要 |
2013年度には、2004年から継続している若年者を対象とするパネル調査の第10ウェーブの調査を実施した。対象者は2013年度に28歳となった1623名である。郵送調査法(一部Web回答を含む)により485名の回答を得た(回収率29.9%)。年度内にデータ入力および第9ウェーブまでのデータとの接続が完了し、2014年度に分析を開始する。 また、東京と金沢(石川県)でインタビュー調査を実施した。東京調査では8月23-26日にパネル調査対象者8名、9月27-79日にパネル調査対象者の保護者3名に対するインタビューを実施した。金沢調査では、12月5-8日にパネル調査対象者14名および保護者7名に対するインタビューをおこなった。20歳代も終わろうとしているなかで、子どもの自立に向けて保護者がどのような支援をおこなっているかを詳細に聞き取ることができた。 日本社会学会では研究協力者による「若年期における失業への不安感と教育・訓練および性別役割分業意識」の報告がおこなわれた。また、研究協力者によるディスカッションペーパー「高卒9年目の働き方、親子関係、サポート・ネットワーク」が刊行された。さらに今年度は、第8ウェーブまでのデータをもちいた書籍の刊行に向けての準備も進められた。研究分担者・研究協力者をあわせて6名が原稿を執筆し、研究代表者が編集作業をおこなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初の計画としてあげた第10ウェーブの質問紙調査および対象者本人・保護者に対するインタビュー調査が順調に完了している。
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今後の研究の推進方策 |
これまで蓄積してきたパネル調査を3年間継続することを当初の計画としており、この計画を完了させることを最優先する。また、質問紙調査とインタビュー調査を合わせたデータを効果的に分析し、成果を広く公表することを目指す。
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次年度の研究費の使用計画 |
インタビュー調査の録音テープのテープ起こしについて、業者を選定したところ、当初の見積もりよりも安価になったため。 調査票調査の印刷費として使用することを予定している。
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