本研究では学生の学力と学修支援に関する日英瑞3か国を中心とする比較研究を行い、日本の高等教育機関において求められる学力とは何か、その学力を修得するうえで必要な学習支援とは何かを考察した。子の研究成果については、山内乾史編『学修支援と高等教育の質保証(Ⅰ)』(学文社、2015年10月)、山内乾史・武寛子編『学修支援と高等教育の質保証(Ⅱ)』(学文社、2016年8月)に集約されている。ラオス、スウェーデン等を中心とする著外国と日本を比較し、総合的な研究を行った。その結果、望ましい学修支援の方法は国家、社会における教育風土と密接に関連があり、共通する側面も大きいが、異なる側面も大きいことが判明した。
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