研究課題/領域番号 |
25381167
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
熊田 禎介 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (90375519)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 社会科前史 / 特設教科目 / 特設学科 / 第一次小学校令 / 地方教育会雑誌 |
研究概要 |
本研究は,明治期,特に第一次小学校令期以降における小学校社会系特設教科目の実践展開とその様態について,各地の学校・図書館に所蔵される実践史料および地方教育会雑誌や教育関係雑誌などの関連記事をもとに調査・分析し,社会科前史における実践史的位置を明らかにすることを目的とするものである。そして,以上のような手続きを経ることによって,社会科前史における小学校特設教科目の実践的系譜を探究することを本研究は企図している。 平成25年度においては,本研究の初年度として,研究実施計画に基づき,(1)各地の図書館に所蔵されている地方教育会雑誌や教育関係雑誌などを閲覧・複写することによって,関連記事の調査・収集を実施した。また,(2)それらの記事を整理するために必要な設備・備品を整備し,データベース化のための準備・作業を進めた。そして,(3)社会科教育関係学会へ参加することを通して,社会科教育史に関する最新の研究成果についても調査を行った。 以上のような調査研究を通して,第一次小学校令期における小学校社会系特設教科目に関する関連記事について一定の成果を挙げることができた他,来年度以降に向けての調査研究の計画を策定することができた。 来年度は,今年度において進めてきた予備的調査をふまえつつ,継続的な資料調査を実施するとともに,史・資料の分析およびデータベース化を行っていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究実施計画における資料調査をおおむね予定通り実施することができたが,現時点では史・資料が限られていることもあり,今後は新たに研究対象・地域を広げていくことも視野に入れて研究を進展させていく予定である。
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今後の研究の推進方策 |
研究実施計画にある調査研究を継続的に実施するとともに,次年度以降の調査・研究活動に関する計画を具体化していく予定である。
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