研究協力者 |
鈴木 一成 東京学芸大学, 附属竹早中学校, 教諭
田中 明夫 横浜国立大学, 附属横浜中学校, 教諭
長沼 武志 神奈川県三浦市立剣崎小学校, 教諭
平瀬 健太郎 神奈川県立菅高等学校, 教諭
宮村 連理 東京都三鷹市立第二中学校, 教諭
|
研究成果の概要 |
本研究では,協同的な学習を通じた子どもの自律的な思考・表現の促進に関わる理科授業デザインについて検討した。特に,自律的な学習活動の中心機能として,メタ認知に着目し,協同学習の過程におけるその変容を分析した。具体的には,学習論としてEfrklides,A(2009)の主張するメタ認知の多面的アプローチに関する理論を,また教授論としてKahn,S(2007,2008)が提起する協同的なモデル構築に関する教授の視点に着目し,具体的な授業デザインの枠組みを構築した。結果として,授業実践を通じて,構築した授業デザインの枠組みが,子どもの自律的な思考・表現の育成に効果的に機能することが明らかとなった。
|