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2014 年度 実施状況報告書

生活科における動物園との連携による動物飼育

研究課題

研究課題/領域番号 25381182
研究機関静岡大学

研究代表者

田宮 縁  静岡大学, 教育学部, 准教授 (80387498)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード生活科 / 動物飼育 / 動物園 / モルモット / 連携
研究実績の概要

1.ヒアリング調査 ①旭山動物園(飼育展示係教育活動担当 佐賀真一氏 平成26年8月15日)。内容:期限付きモルモット貸出の状況。学校向けプログラムについてなど)②到津の森公園(獣医師 外平友佳理氏、飼育展示係長 舟橋宣弘氏 平成26年9月15日)。内容:モルモット譲渡の経緯、モルモット譲渡における動物園の役割。③北九州市獣医師会(学校飼育動物委員会担当理事 関一弥氏 平成26年9月15日)。内容:譲渡先でのモルモットの飼育状況など。④北九州市教育委員会(指導部指導第一課指導主事 春野克俊氏 平成26年9月17日)。内容:小学校の動物飼育に対する教育委員会としての支援について。
2.視察及び参観 ①旭山動物園(平成26年8月15日)②帯広動物園(平成26年8月16日)③釧路動物園(平成26年8月17日)④到津の森公園(平成26年9月15日)⑤北九州市立A小学校(平成26年9月16日)⑥北九州市立B小学校(平成26年9月17日)
3.動物園との連携による生活科の動物飼育の効果の検証:静岡大学教育学部附属静岡小学校2年1組 単元名「動物園の飼育員さんについて調べよう」(平成26年6~7月) 単元名「ぼく・わたしは、モルモットの飼育員」(平成26年9月~12月)
4.「期限付きモルモット貸出制度」試案の作成と日本平動物園のホームページにて広報

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画の進捗状況は良好である。
特に、「期限付きモルモットの貸出制度」及び「モデル指導計画」の動物園のホームページへの掲載や動物園の広報誌「ZOOしずおか」への研究成果の公表など当初の計画されていなかった発信も可能となった。

今後の研究の推進方策

「期限付きモルモット貸出制度」と「モデル指導計画」を静岡大学附属静岡小学校及び公立小学校にて実施する予定である。さらに、動物園の教育的価値を掘り起こす研究も進めていきたい。
また、学会や研究会などでも積極的に研究成果を発信していく。

次年度使用額が生じた理由

当初、アルバイトを雇用し、資料整理等をする予定であったが、未実施である。

次年度使用額の使用計画

報告書の作成の際、資料整理のアルバイトを雇用する。また、動物園における教育プログラムの先進事例収集を行う予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 企業や機関との連携を生かした生活科における動物飼育2015

    • 著者名/発表者名
      田宮縁・増田繁乃・鈴木なつ美
    • 雑誌名

      静岡大学教育学部附属教育実践総合センター紀要

      巻: 24 ページ: 95-102

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 動物園のモルモット貸出制度を利用した生活科での飼育活動2015

    • 著者名/発表者名
      増田繁乃・田宮縁
    • 学会等名
      第17回全国学校飼育動物研究大会
    • 発表場所
      東京大学(東京都)
    • 年月日
      2015-08-23 – 2015-08-23
  • [学会発表] 生活科における動物園との連携による動物飼育の実際Ⅰ2015

    • 著者名/発表者名
      田宮縁
    • 学会等名
      日本生活科・総合的学習教育学会 第24回全国大会
    • 発表場所
      福岡大学附属若葉高等学校(福岡県)
    • 年月日
      2015-06-20 – 2015-06-21

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公開日: 2016-05-27  

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