研究課題/領域番号 |
25381182
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
田宮 縁 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80387498)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 生活科 / 動物飼育 / 動物園 / 連携 |
研究実績の概要 |
平成27年3月に動物園のHPで「期限付きモルモット貸出事業」(以下、「貸出事業」)を試行的に公募したところ、7校の申請があった。そのうちの4校(2学期3校、3学期1校)が「貸出事業」を活用し、残りの3校のうち、2校は対象学年以外の学年だったため、この事業には該当しなかった。もう1校については、2学期に「貸出事業」の活用を希望していたが、すでに3校の申し込みがあり、モルモットの頭数など動物園側の対応できる範囲を超えてしまったため、実施には至らなかった。 「貸出事業」実施の4校のうち、2校に研究協力を依頼し、実施中の参観や事後のヒアリングを行った。その結果、「学校現場での課題である生活科の動物飼育を打開するありがたい事業である」、「子どもたちの学習意欲や学びは他では経験できないものである」、「モルモットの飼育は難しくはなかった。学校でも可能ならば飼いたい」など授業に関しては、肯定的な意見がほとんどだった。一方、「動物園のスタッフと連絡がとりにくい」など動物園と学校間での課題が指摘された。 課題を整理し、平成28年度は動物園が主体となり「貸出事業」を実施する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画はすべて終了し、報告書の印刷と研究協力機関や関係機関に送付する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
本研究の進捗状況や成果は、学会、紀要等でも順次発表してきたが、「期限付きモルモット貸出事業」を活用した授業での児童の心理的変容や学びについて、量的、質的に分析し、論文として発表する。また、報告書を印刷し、研究協力機関や関係機関に送付する予定である。 さらに、「貸出事業」における課題を整理し、動物園との連携システムを持続的で効果的なものとしていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成27年度3月まで研究を実施していたため、報告書の作成、印刷、研究協力機関や関係機関への送付が遅れてしまった。
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次年度使用額の使用計画 |
5~6に月に報告書を作成し、印刷する。7月に関係機関に送付予定である。
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