研究課題
基盤研究(C)
高等学校における家庭科での消費者教育では、クレジットや悪質商法に関する内容が中心であり、生徒の認知度は高かった。しかし、自己に関わる問題としてまでの認識は低かったことから、契約上の問題に意思決定力を高める方法として「アサーション・トレーニング」を取り入れた授業を行った。その結果、金銭・金融、契約上の問題で意思決定力を高めるためには継続的な実践的学習が重要であると確認された。そこで、これらをふまえて小・中・高等学校家庭科における消費者リテラシーを高める系統的な学習プログラムを作成した。
家庭経済、消費者教育