中学生が気象を学習するための,広島県に特化した学習教材の開発を目的として,アメダス等で公開されている気象データを活用して,Web上に気象要素の変化を地図形式で表示するシステムの開発と,得られた成果の教材としての活用の検討を行った。 具体的には,主に中国地方を中心とした範囲の気温の変化や,降雨量の変化,風向・風速の変化を地図形式で毎時自動的に描画・蓄積・公開を行うとともに,これらの気象条件をもたらした気圧配置を示した天気図・衛星画像などを気象庁のホームページから収集するシステムを追加し,過去にどのような気象条件になっていたかを振り返って学習できるよう整備を行った。
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