平成25年度は,苅田(2012)の効果モデルに基づき,アクションリサーチを行った.雑音(Noise)が少なく有意味な情報(Singal)を受信しやすい物理的環境(高S/N比環境)におけるMID児の主体的行動を観察したところ,刺激の周波数が低い刺激において主体的行動が増加した.平成26~27年度においては,高S/N比環境において,提示刺激を高周波数条件・低周波数条件・統制条件と変化させ,唾液アミラーゼ測定装置,心拍による自律神経測定装置,重度障害者用行動記録・解析システム等を用いて測定した.研究成果は,以下の発表論文・学会発表等において公表した.
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